赤ちゃんの哺乳瓶は、ミルクや母乳の汚れが付着しやすいため、清潔に保つことが大切!
そのためには、洗剤を使ってしっかりと洗浄する必要があります。
では、哺乳瓶洗剤は大人と同じものを使ってもよいのでしょうか…。
結論から言うと、大人と同じ洗剤を使っても問題はありません。
しかし、成分やすすぎ方には注意が必要です!
本記事では、哺乳瓶洗剤の成分やすすぎ方について詳しく解説していきます。
哺乳瓶洗剤は大人と同じで代用できる?
結論から言うと、哺乳瓶洗剤は大人と同じもので代用できます。
哺乳瓶洗剤は、赤ちゃんの口に入れても刺激の少ない成分で作られていますが、大人用の洗剤でも、洗浄力と安全性に問題がないものは多くあります。
哺乳瓶洗剤と大人用の洗剤の違い
哺乳瓶洗剤と大人用の洗剤の違いは、以下の2点です。
- 刺激の強さ
- 天然由来成分の配合
哺乳瓶洗剤は、赤ちゃんの口に入れても刺激の少ない成分で作られています。
大人用の洗剤に比べて、界面活性剤や合成香料などの刺激の強い成分が含まれている割合が少ない傾向にあります。
哺乳瓶洗剤には、天然由来成分を配合したものもあります。
天然由来成分は赤ちゃんにも安心して使える成分です。
大人用の洗剤を使って哺乳瓶を洗う場合は、上記の違いを踏まえて、刺激の少ない成分を選び、しっかりとすすぐようにしましょう。
洗剤を分けるのはいつまで?
先輩ママさん達はいつまで哺乳瓶洗剤(赤ちゃん洗剤)を使っていたのでしょうか。
洗剤を一緒にした主なタイミングは以下の通りです。
- 子供がいろんなものを舐め始めたら
- 離乳食スタートのタイミングで
- 1歳になったら
また、最初から大人用の洗剤を使っていたという方も実はいらっしゃいます。
いつからという決まりはなく、ママのタイミングで良いということですね。
しかし、大人用洗剤を赤ちゃんに使うときは注意しなければならないこともあります。
下記で詳しくお伝えしていきますね!
哺乳瓶洗剤を使わずに大人と同じ洗剤を使うときの注意点
大人と同じ洗剤で哺乳瓶を洗うときに気をつけたいのは以下の4点です。
- 洗剤の成分を確認する
- しっかりとすすぐ
- 消毒はしっかりと行う
それぞれについて詳しくみていきましょう!
洗剤の成分を確認する
大人用の洗剤には刺激の強い成分が含まれているものもあります。
赤ちゃんの口に入れても安心な刺激の少ない成分の洗剤を選びましょう。
特に注意したいのは以下のような成分です。
- 界面活性剤
- 合成香料
- 合成着色料
それぞれどんな成分なのか簡単にご紹介しますね!
界面活性剤
界面活性剤は、水と油を混ぜ合わせる作用があり洗剤には欠かせない成分です。
界面活性剤は大きく分けて、化学合成成分のものと天然由来成分のものがあります。
化学合成成分は残留性があるため、万が一赤ちゃんの口に入ってしまっても大丈夫なように哺乳瓶の洗浄には天然由来成分のものを選ぶのがおすすめです。
合成香料
合成香料は、人工的につくられた香料です。
香りづけや臭い対策などの目的で使用されています。
合成香料にはアレルギーや肌荒れを引き起こす成分が含まれている可能性があります。
哺乳瓶に使う洗剤は香りは合成香料の入っていない、天然の香りのものや無香料のものを選ぶようにしましょう。
合成着色料
合成着色料は人工的につくられた着色料です。色づけや防腐効果などの目的で使用されています。
合成着色料にはアレルギーや発がん性などの健康被害が懸念されているものもあります。
万が一を考えて、哺乳瓶用には着色料不使用な洗剤を選ぶのが安心です。
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しっかりとすすぐ
大人用の洗剤は哺乳瓶洗剤に比べて洗浄力が強いため、すすぎ残しがあると洗剤成分が赤ちゃんの口に残り、体調を崩す原因になる可能性があります。
十分にすすいで洗剤成分が残らないようにしましょう。
哺乳瓶の正しい洗い方
哺乳瓶を洗う際は、以下の手順で行いましょう。
- 哺乳瓶や乳首をパーツごとに分解する
- 水で軽くすすぐ
- 洗剤を付けて、スポンジで優しく洗う
- 流水で十分にすすぐ
特に、哺乳瓶の底や乳首の裏側は、汚れが残りやすいので、念入りに洗いましょう。
ミルクの汚れは時間が経つと固まって落ちにくくなります。
消毒はしっかりと行う
哺乳瓶は洗浄だけでは雑菌が残ってしまう可能性があります。
洗浄のあとの消毒も忘れずに行いましょう◎
哺乳瓶の消毒が以下の3つの方法があります。
- 煮沸消毒
- 薬液消毒
- 電子レンジ消毒
↓詳しい消毒方法についてはこちらの記事で解説しています!
新生児は哺乳瓶用洗剤を使うのが安心
生まれて間もない新生児は、消化器官や免疫機能が未発達のため、大人よりも病気にかかりやすい傾向にあります。
そのため、新生児の哺乳瓶を洗う場合は刺激の少ない哺乳瓶用洗剤を使うのがベターです◎
哺乳瓶用洗剤は、赤ちゃんの口に入れても安心な成分で作られているため、洗剤のすすぎ残しがあっても、体調を崩すリスクが低くなります。
また、新生児は一度に飲めるミルクの量が少なく、頻回授乳になりがちです。
哺乳瓶を洗う回数も増えるため、サクッとすすいでも安心な哺乳瓶用の洗剤を使うことで時短に繋げることもできます。
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スポンジは哺乳瓶用と大人用で分けよう!
新生児期が過ぎれば、上記でご紹介したように大人が使っている洗剤で哺乳瓶を洗っても問題はありません。
ただ、哺乳瓶を洗うスポンジは大人用と哺乳瓶用で分けるようにしましょう!
大人用のスポンジは、生肉や魚などの生鮮食品を切った後にも使われることがあり、雑菌が付着している場合があります。
哺乳瓶用スポンジと大人用スポンジを同じで使うことで、雑菌が哺乳瓶に付着し、赤ちゃんへ影響を及ぼす可能性が高まります。
哺乳瓶の洗浄には、専用の哺乳瓶洗浄スポンジを使うと便利!
哺乳瓶の形状に合わせて作られているため、細かい部分まで洗うことができます。
おすすめの哺乳瓶用スポンジについてはこちらの記事にまとめているので、是非参考にしてみてください↓
まとめ
今回は、哺乳瓶の洗浄に大人と同じ洗剤を使って良いのかについてご紹介しました!
結論からいうと、大人と同じ洗剤を使っても問題ありません。
ただ、以下の点だけは注意するようにしましょう◎
- 洗剤の成分を確認する
- しっかりとすすぐ
- 消毒はしっかりと行う
- 新生児は哺乳瓶用洗剤を使うのが安心
哺乳瓶は赤ちゃんが直接口にするもの。
赤ちゃんの健康を守るためにもしっかりと洗浄し、消毒することが大切です。
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