子供の成長ステップとして楽しみでありながらも、ちょっと面倒な離乳食…(笑)
と考えているママさんも多いのではないでしょうか。
そんな毎日の離乳食作りに役立つのが「ブレンダー」です。
必要派と必要ない派に分かれがちなアイテムの一つですが、実際のところブレンダーはいつまで使えるのでしょうか?
今回は、離乳食作りでブレンダーが必要となる時期から、ブレンダー必要派と必要ない派の意見、さらには離乳食作り以外のブレンダー活用法についてご紹介します◎
どんなブレンダーを選べば長く使えるのか、そしておすすめのブレンダーもご紹介するので、ブレンダーを買うか悩んでいる方や、これから離乳食をスタートさせるという方は是非参考にしてみてください。
離乳食作りでブレンダーが必要なのはいつ?
離乳食は赤ちゃんの成長と時期にあわせていくつかのステップがあります。
ブレンダーが特に活躍するのは、離乳食を始めたての「ゴックン期」と離乳食中期である「もぐもぐ期」あたりです。
ゴックン期(5~6ヶ月ごろ)
ゴックン期は、離乳食開始の初期で、赤ちゃんが固形食を飲み込む訓練を始める時期です。
この時期の離乳食はペースト状にしなければならないのですが、すり鉢で細かく潰したり、裏ごししたりといった作業は体力も時間も使います。
ブレンダーがあればスピーディーに食材をペースト状にできるので、まとめて離乳食を作っておくことができます。
もぐもぐ期(7~8ヶ月ごろ)
もぐもぐ期は離乳食中期であり、少し硬めのものを食べさせることで赤ちゃんの咀嚼能力を鍛える時期です。
この時期でも、ブレンダーは大活躍!
ブレンダーは食材を少し粗めにしたりとある程度の固さを残した状態などにもできるので、赤ちゃんの成長にあわせて固さと大きさを調節することができます。
離乳食作りでブレンダーはいる?いらない?
上記のように、離乳食スタートから3ヶ月ほど特に重宝するブレンダー。
ですが、離乳食の進め方やライフスタイルによっては必要ないと感じるママもいます。
ブレンダーはいる派、そしていらない派、それぞれの先輩ママたちの意見をご紹介します!
ブレンダーいる派の意見
離乳食ストック作りに重宝した
大人のご飯は毎食作るけれど、離乳食はまとめて作って保存しておくのが効率的!
ストック作りはいろんな食材を一気に調理するのですが、ブレンダーがあるとそんな離乳食ストックがとてもラクだったという意見が多いです。
時短になった
子育て中は育児に家事にと大忙し!
離乳食作りはできるだけ短時間でささっと済ませたいですが、ブレンダーがあると時短になり調理時間が大幅に短縮できます。
離乳食が始まる頃といえば、寝返りを始めたり、お昼寝の時間が徐々に減ってきたりと赤ちゃんから目が話せない時期でもあります。
離乳食作りに時間を取られず、かつ手作りのものをあげられるのはブレンダーを大きなメリットです!
いろんな食材にチャレンジできた
硬い食材もブレンダーを使えば、赤ちゃんでも食べやすいペースト状にすることが可能。
ブレンダーがあることでいろんな食材にチャレンジできたという意見も多かったです。
硬さや大きさも調節しやすいので、成長にあわせて食感を変えてあげられるのも◎
赤ちゃんにあわせた離乳食を作れるのがブレンダーの良さでもあります。
ブレンダーいらない派の意見
ブレンダーを洗うのが手間
他の調理器具に比べて部品が多いブレンダー。
離乳食を作ったあと、ブレンダーを洗うのが手間で段々と使う頻度が減ってしまったというママも…。
赤ちゃんにあげるものを作るので、しっかり洗って衛生的にしなければならないですが、部品数が多いとちょっと面倒ですよね。
ベビーフードを利用した
そもそも離乳食は手作りせず、市販のベビーフードを利用する場合はブレンダーは必要ありません。
ベビーフードは栄養面がしっかり考えられており、硬さや大きさも月齢にあわせて発売されているので離乳食初心者のママも安心!
離乳食づくり!ブレンダーの代わりになるものは?
ミキサー
ブレンダーと同じく、混ぜたり、小さくつぶしたりする器具としてミキサーもよく使われます。
ミキサーはブレンダーよりもパワフルで早く撹拌できるのが魅力◎
カップが大きいので一気に多くの量を調理できます。
ブレンダーと比べた時のミキサーのデメリットは以下の通り。
- 重くてかさばる
- 洗うのが面倒
- 少量の調理には向いていない
収納面や調理できる量を考えるとブレンダーの方が便利だという意見が多かったです。
自宅にミキサーがある方は一度ミキサーを使ってみて、不便ならブレンダー購入を検討するのも良いでしょう。
フードプロセッサー
ブレンダーがすり潰すのに特化している一方、フードプロセッサーは細かく刻むことに特化した器具です。
そのためフードプロセッサーは形があるものが食べられるようになった離乳食後期〜幼児食期にあると便利です◎
ブレンダーと比べた時のフードプロセッサーのデメリットは以下の通り。
- なめらかにする作業には向いていない
- 離乳食初期には使いにくい
離乳食初期から幼児食まで使えるものが欲しいという場合は、アタッチメントを付け替えてブレンダーとしても使えるプロセッサーを選ぶのがおすすめです!
▼ペーストも可能な1台5役のフードプロセッサー!静音タイプなので赤ちゃんが寝ている間でも気にせずに使えます。
ブレンダーはこんな人におすすめ
離乳食作りでブレンダーが必要な時期、そして必要派、必要ない派の意見をまとめると、ブレンダーは特にこんなママにおすすめといえます。
- これから離乳食をスタートさせる
- 離乳食を時短で手作りしたい
- 離乳食のストックを効率よく作りたい
- いろんな食材にチャレンジさせてあげたい
離乳食は手作り派と市販のベビーフードを使う派でも分かれますが、ブレンダーは手作りする頻度が多いほど重宝します。
ブレンダーをよく使うのは、離乳食スタートのゴックン期から、離乳食中期のもぐもぐ期なので、離乳食を始める頃に購入すると長く使えるでしょう◎
▼離乳食スタートに必要なアイテムまとめ!
離乳食作り以外にもブレンダーは使える!
ブレンダーは離乳食以外にも使える便利なアイテムです。
例えば以下のような料理やドリンク、デザートは、ブレンダーがあるとより簡単に美味しく作ることができます。
- スープ
- ソース
- スムージー
- アイスクリーム
- シャーベット
また、面倒なすりおろしや微塵切り、生クリームの泡立てもブレンダーがあればラクにできます!
「離乳食の一時期しかブレンダーは使わないから…」とブレンダーの購入を躊躇っているママは、離乳食以外に活用できそうかも考えてみると良いでしょう◎
長く使える離乳食用ブレンダーの選び方
離乳食作りの一助となるブレンダーは、その選び方次第で長く活用できる頼もしいキッチンパートナーになります。
そこで、ここでは長く使える離乳食用ブレンダーを選ぶための具体的なポイントをいくつかご紹介します!
洗いやすさ
ブレンダー必要ない派での意見で見られた「ブレンダーが洗うのが手間」というデメリット。
分解が難しかったり、部品数が多いと洗うのに時間がかかってしまい、ブレンダー自体を使うのが面倒になってしまいます。
購入前には必ず洗いやすさについてチェックしておくようにしましょう!
操作のしやすさ
離乳食作りをきっかけに初めてブレンダーを使うというママも多いはず。
ボタンの数が少なく、直感的に操作ができるブレンダーだと使い方にすぐに慣れることができ、早くつかいこなせるようになります。
ハンドブレンダーあれば、片手で操作できるものや、回転速度を細かく調節できるものが離乳食作りに重宝します。
素材の種類
ブレンダーは耐久性がある金属製がおすすめです!
金属製ブレンダーは煮沸消毒ができ、赤ちゃんへの衛生面も安心。
かぼちゃやにんじんなどの色が濃い野菜も色移りしないので、きれいな状態で長く使えますよ。
静音性
赤ちゃんが寝ている間に離乳食作りをするママも多いはず。
ブレンダーはできるだけ音が小さく、静かなものを選びましょう。
赤ちゃんが起きない程度の作動音は60db未満といわれています。
作動音の大きさを調節できるブレンダーを選ぶのも良いでしょう!
アタッチメントの種類
先を付け替えるアタッチメントの種類が多いほど、ブレンダーはさまざまな料理に活用できます。
ペースト状にするブレンダー以外には、みじん切りなど細かく刻む作業をしてくれる「チョッパー」、生クリームなどを泡立てる「ホイッパー」があると便利です◎
離乳食作りにおすすめなブレンダー
先輩ママがおすすめする離乳食作りにおすすめなブレンダーをご紹介します。
BRUNO(ブルーノ) マルチスティックブレンダー
- 1台で5機能!
- スリムなデザインで軽量
- カラーが可愛い
つぶす、混ぜる、刻む、砕く、泡立てるの5つの機能を備えたハンドブレンダー。
スリムなデザインで持ちやすく、軽量な特徴から離乳食作りはもちろん、調理の下ごしらえやスムージー、生クリームの泡立てなど多岐にわたる料理に活用できます。
アイボリー・グリーン・ピンクの3色展開で見た目も可愛いのが◎
機能性、使いやすさ、デザイン性を兼ね備えた商品です!
Braun Household(ブラウン ハウスホールド) マルチクイック 5 ハンドブレンダー
- 世界的ロングセラー商品
- 操作が簡単
- スピード調節機能が便利
世界的なロングセラー、ブラウンハウスホールドの「マルチクイック」シリーズ!
離乳食と料理に使うなら、つぶす、混ぜる、刻む、泡立てるの4役が1台でできるこちらがおすすめです。
手元のコントロールボタンで簡単に2つのスピード(スタンダードモードとターボモード)を調整でき、下ごしらえも効率的に行えます。
ブレンダー、チョッパー、泡立て器となるアタッチメントはサッと取り外せるため、お手入れも簡単です。
Panasonic(パナソニック) ハンドブレンダー MX-S302
- 野菜や果物の繊維までしっかりカットできる
- 安心・信頼のパナソニック製
- 安全性に配慮した機能搭載
4枚刃のブレンダーカッターを装備したパナソニックのハンドブレンダー。
野菜や果物の繊維をしっかりと切断し、ペーストやポタージュなどを手軽に作れます。
3つのアタッチメント(ブレンダー、チョッパー、泡立て器)が付いており、混ぜる、つぶす、刻む、泡立てるといった多機能が特徴です。
さらに安全性に配慮し、ダブルアクションスイッチとモーター保護装置を搭載しているので小さい子供がいるお家でも安全に使えます!
dretec(ドリテック)ハンドブレンダーHM-805
- シンプルな機能で使いやすい
- リーズナブルな価格
- アタッチメントの付け替えが不要
シンプルな機能なブレンダーを探している方におすすめなのがこちら。
「つぶす」「混ぜる」の2機能のみですが、その分価格もリーズナブルで気軽に購入することができます。
ハンドブレンダーを初めて使う方や料理が苦手な方でも使いこなしやすいモデル。
刃を付け替えたり、アタッチメントを保管しておく必要がないので収納にも困りません。
TESCOM(テスコム)コードレス スティックブレンダー
- コードレスのブレンダー
- 1台5役の多機能!
- 充電長持ちでパワフル
こちらは充電式のスティックブレンダー。
コードレスで使えるので、ストレスなく調理をすることができます。
機能は「つぶす」「混ぜる」「刻む」「おろす」「泡立てる」の5種類。
充電式ですが、非常にパワフルで40分連続稼働が可能です。
ブレンダーを使った離乳食レシピ
ブレンダーを使って簡単に作れる離乳食をご紹介します。
ゴックン期ともぐもぐ期それぞれのおすすめメニューですので、是非参考にしてみてください。
ゴックン期(5~6ヶ月ごろ)
鱈入り10倍粥
<材料>
お米・・・10g
水・・・100ml
鱈・・・適量
①10倍粥を作る
お米1に対して水10の割合でお粥を作ります。
大人用のお米と一緒に、炊飯器で調理するとラクで◎!
耐熱の容器にお米とお水を入れて炊飯器の真ん中に設置し、そのまま炊飯してください。
②鱈の下準備
鱈の骨と皮を取り除き下茹でします。
軽くつぶしながら骨が残っていないか再度確認してくださいね!
③お粥と鱈をブレンダーでつぶす
お粥を少し冷ましてから、鱈と一緒にブレンダーで潰します。
離乳食初期なのでペースト状になるくらいでOK!
かぼちゃペースト
<材料>
かぼちゃ・・・300g
水・・・大さじ1
①かぼちゃの下準備
かぼちゃのワタを除いてから、3~4cm角にカットする
②かぼちゃを加熱
耐熱容器にかぼちゃを入れ、水をふりかけてからラップをする。
電子レンジ500wで5分ほど加熱。
竹串でスッと入るか確認して、入らなければ追加で30秒ほど加熱する。
③ブレンダーでつぶす
かぼちゃが熱いうちにかぼちゃをブレンダーでつぶしてペースト状にする。
もぐもぐ期(7~8ヶ月ごろ)
お野菜スープ
<材料>
トマト・・・20g
キャベツ・・・5g
ナス・・・30g
水・・・80ml
①トマトの下準備
トマトのヘタを取り、十字に切れ目を入れる。
耐熱容器に入れて電子レンジ600wで30秒ほど加熱し、すぐに冷水につける。
②野菜を細かくする
トマトが冷めたら切れ目から皮を向き、タネを取る。
トマト、キャベツ、皮を抜いたナスをブレンダーで使って細かく刻む。
③煮込む
鍋に水と野菜を入れて柔らかくなるまで中火で煮込む。
味がもう少し欲しい場合はベビー向けのコンソメを加える。
米粉のおやき
<材料>
米粉・・・50g
好きな野菜・・・適量
ツナ(ノンオイル)・・・適量
水・・・適量
①野菜を細かくする
野菜をブレンダーを使って細かくする。
②材料を混ぜ合わせる
米粉にツナと野菜、水を入れてよく混ぜる。
ほどよい硬さになように水は調節する。
③フライパンで焼く
フライパンで両面を焼く。
火が通ってくると生地の色味と質感が変わります!
まとめ
今回は、離乳食作りで使うブレンダーについて詳しくご紹介しました!
ブレンダーは少しの時期しか使えないと言われることもありますが、ブレンダーの選び方次第で離乳食後期から幼児食、そして普段の料理にも活躍してくれます。
ブレンダーを使うことで時短で離乳食が作れて、ママの負担を大きく減らすことができますよ。
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